キャットフードで健康を保つために

肥満の愛猫用フード

猫は食べたいだけ食べる性質があり、欲しがるたびにフードをあげているとあっという間に肥満猫になってしまいます。
室内飼いの猫の場合、運動量が少なくなりがちな上、避妊・去勢手術を受けるとホルモンバランスが崩れてますます太りやすくなります。
体格によって適正体重は変わりますが、目安はお腹をさわったときに肋骨にさわるか、歩くとお腹の肉がたぷたぷと揺れていないか、上から見たときにくびれがあるか、などです。
肥満を防ぐには、飼い主がコントロールしてあげることが重要です。

ダイエット用のキャットフードを利用しよう

市販のキャットフードにはダイエット用のものもあるため、それを利用してもいいでしょう。
ダイエット用のキャットフードは脂肪分を控えて繊維質を多く配合しており、カロリーを抑えつつ必須の栄養素をしっかりとれるように計算されています。
しかし、低カロリーのフードはやはり味も落ちるのか、食が進まないこともあります。
それはそれでダイエットにはなるのですが、あまりにも食べない場合は今までのキャットフードに少しずつ混ぜて与えるのがおすすめです。
あくまで与えるべき適正量は越えない用に注意しましょう。
また、年齢によっても必要なカロリーは変わるため、子猫や老猫の場合は年齢に応じたフードのほうがふさわしいかもしれません。

キャットフードに頼らず適度な運動を

肥満解消のためには、キャットフードを減らすだけでなく適度な運動を取り入れるのがおすすめです。
太ると体が重たくなってますます動かなくなるため、興味を引くおもちゃや仕掛けで1日に1回は運動する時間を作りましょう。
子猫のうちから遊ぶ時間を多くつくることで、遊び好きでよく動く猫になりますよ。

肥満には適切な対処をしてあげよう

肥満が進むと糖尿病や心臓病などの病気にかかるリスクが増えます。
キャットフードと運動管理で適正な体重を維持してあげるようにしましょう。
ふだん家では気にしていなかったけれど、病院で指摘されて初めて肥満に気づいた、という飼い主さんも多いかもしれませんね。
肥満の兆候が見られたらおやつは控えめにし、体重に応じた一日の適正量を守ってキャットフードを与えるようにしましょう。
また、口コミで評判のキャットフードについても参考にご覧ください。

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