キャットフードで健康を保つために

魚がメインのキャットフード

猫といえば魚を食べるイメージがありますね。
昔の日本では魚がよく獲れていたため、そのおこぼれをもらう猫が多かったようです。
魚をメインに使ったキャットフードのメリットと選ぶポイントについて見ていきましょう。

魚メインのキャットフードのメリット

猫は肉食なため、基本的には肉に含まれる動物性たんぱく質が必要です。
しかし、魚をメインに使ったキャットフードにもメリットがあります。

■タウリン豊富
肉食である猫が昔から魚を食べてきた理由は、このタウリンにあると言われています。
必須アミノ酸であるタウリンは猫の体内で合成することができないため、本能から摂取していたと考えられます。

■DHA豊富
魚に豊富に含まれるDHAことドコサヘキサエン酸は、猫の皮膚トラブルの緩和や、毛づやをよくするのに効果的です。

■低アレルギー
動物肉メインのキャットフードと比べると、魚肉メインのキャットフードのほうがアレルギーを起こしにくいと言われています。

■消化吸収がよい
魚の中でも、特にキャットフードによく使われるサーモンは消化吸収に優れた食材のひとつです。

魚メインのキャットフードを選ぶポイント

では、魚をメインに使ったキャットフードを選ぶポイントを見てみましょう。

■原材料をチェックしよう
原材料名はなるべく原形に近い名前で明記されているものを選びましょう。
「フレッシュサーモン」や「ドライサーモン」などです。
格安フードに多い「フィッシュミール」や「魚副産物粉」といった名前で書かれているものは、実際に何を使っているかわからないので避けましょう。
魚のキャットフードとうたっていても、低コストな穀物類がメインのものは多く存在します。
原材料名の一番最初にくるものが魚の名前でなく、小麦やトウモロコシだった場合は避けるべきでしょう。

■不飽和脂肪酸の摂り過ぎに注意
魚に多く含まれる不飽和脂肪酸は、摂り過ぎると黄色脂肪症になる恐れがあります。
ビタミンEと一緒にとることで予防できるため、ビタミンEが配合されたキャットフードを選ぶといいでしょう。

魚を使ったキャットフードを上手に使おう

肉食である猫ですが、肉と魚それぞれにメリットがあるためバランスよく摂ることが大切です。
魚メインのキャットフードを与える場合も、偏りすぎないように注意しましょう。

【参考文献】
キャットフードに使っている肉
http://www.papermilltheatre.org/meat.html

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