室内向けキャットフード
ひと昔前の日本では野良猫が数多くいましたが、現在では都会のマンションやアパートの一室で、完全室内飼いで飼われている猫も増えました。
今回は室内猫向けのキャットフードの選び方についてご紹介します。
室内猫向けキャットフードの特徴
最近では、はじめからカロリー調整がされている室内猫向けのキャットフードが多数販売されており、需要は年々高まっているといえるでしょう。室内猫向けキャットフードにはさまざまな特徴があります。
・カロリーコントロール
・消化吸収がよい
・毛玉コントロール
・便のにおいを抑える
・不足しがちなカリウムを配合
・尿PHをコントロール
・ビタミン配合
・免疫を向上させる
■カロリーを控えめに
室内猫の場合、外を自由に歩き回る外猫と比べるとどうしても運動量が制限され、太りやすくなります。
通常のキャットフードの表示通りにフードを与えていると、肥満気味になってくることも。
避妊・去勢手術をした後はさらに太りやすいです。
そのため、室内猫向けのキャットフードでは低カロリーのものが多くなっています。
完全室内飼いで1日に必要なカロリーは、体重1kgに対して70〜80kcalが目安です。
最近猫が太り気味だと思ったら、1日に与える量を調整してみましょう。
ただし、1歳未満の育ちざかりや妊娠中は普段よりも高カロリーの食事が必要になりますし、逆に老猫の場合はもっと低カロリーにする必要があります。
体重だけで判断せず、猫の状態に応じて対処してみてください。
■毛玉ケア効果もあり
完全室内飼いの場合、外猫のように草を食べて調整する習慣がなく体内に毛玉をためてしまうことも。
そのため、毛玉を吐き出しやすくする成分が配合されているタイプもあります。
詳しくはこちら毛玉対策のキャットフード
■免疫力をつけてあげよう
外猫と違い、室内猫の場合は外部との接触が少なく免疫力がつきにくいため、室内猫向けのフードでは免疫力を向上させたり維持する成分が含まれているタイプもあります。
猫の状態に合わせて選ぼう
室内猫用キャットフードではカロリーコントロールが大きな目的となりますが、毛玉コントロールや免疫力アップなど、室内猫だからこそ意識するべき成分も含まれています。ぜひ選ぶときの参考にしてみてくださいね。
また知っておきたいキャットフードの保存方法についても参考にご覧ください。