キャットフードの種類
キャットフードを選ぶときは、主食として与える総合栄養食、それをサポートする一般食、おやつの3つを分けて考える必要があります。
猫にとっての主食となる、総合栄養食についてまとめました。
総合栄養食の特徴
総合栄養食として売られているキャットフードには、以下のような特徴があります。・猫の主食として与えるもの
・水と一緒に与えるだけで必要な栄養を摂れるもの
・ほとんどのドライフードと一部の缶詰が該当する
・年齢によって切り替える必要がある
・定められた試験をクリアしている
■総合栄養食の評価基準とは
キャットフードに総合栄養食と表記するためには、試験を行って基準を満たす必要があります。
1つは分析試験で、定められた栄養成分の基準に合っているかどうかの試験です。
もう1つは給与試験で、実際にペットへ与えて実験するものです。
ペットフードの袋に、試験を行った旨が記載されているかどうかをチェックしてみましょう。
キャットフードの種類
キャットフードには大きく分けて3種類あり、目的別に与える必要があります。■総合栄養食
猫にとって主食となるものです。
水と一緒に総合栄養食を与えるだけで、猫に必要な栄養素が摂れます。
店頭にならぶキャットフードの多くは総合栄養食で、袋の裏面の表示で見分けることが可能です。
総合栄養食の多くはドライタイプで、その多くは年齢ごとに切り替えられます。
■一般食
副食にあたるもので、主食にトッピングして栄養やカロリーを補う目的で使われます。
一般食だけでは、猫に必要な栄養をまんべんなく摂ることはできません。
特定の疾患や症状(肥満など)に応じた療法食も一般食にあたり、必ず医師の指導のもとで使うようにします。
■おやつ
猫のおやつとして売られているものには、かつおぶしやにぼし、乾燥させたチーズやささみなどがあります。
嗜好品としてのおやつは必ずしもあげる必要はありませんが、たまの贅沢やキャットフードの味に飽きないように時々混ぜて使います。
与えすぎると肥満の原因になるため、1日に必要なカロリーの10〜20%程度の量に抑えるようにしましょう。
猫の主食には総合栄養食を選ぼう
嗜好性の高い一般食やおやつのほうを猫が気に入るということもあるかもしれませんが、あくまで主食として与えるべきなのは総合栄養食です。選ぶときは必ず袋の表示を確かめるようにしましょう。
また、知っておきたいキャットフードに含まれているカロリーについても参考にご覧ください。ください